ラッキーカラーをあなたに


オレンジを選んだあなたは・・・


オレンジは、赤と黄の中間に位置し、心理的には赤と黄との両面を持ち合わせています。赤の心理が情熱、愛、革新、攻撃、破壊、暴力といった良きにつけ、悪しきにつけ極端であるのに対し、オレンジは穏やかになります。一方、黄の心理は、一言でいってしまえば、昇りくる太陽を待つ気持ちが反映されています。
色彩と連想の調査では、オレンジは幸福のシンボルとして多くの人が掲げています。また、近年の色彩嗜好調査では、オレンジはむしろ嫌われる色の中に入っています。嗜好調査では、なぜ嫌いかまでを尋ねているわけではないので、以下は予測になりますが、私自身の経験から見て、オレンジが嫌われる理由はその「暑さ」「くどさ」にあると思われます。
これを人の性格に喩えると、「しつこさ」「ねばっこさ」となり、どちらかというと、くどいタイプの人間ということになります。しかし、これはその色が持つ感情的な効果であり、多かれ少なかれ原色調の色にはついて回る欠点なりです。ですから、それを気にすることはありません。 オレンジの持つ心理は、むしろ明るさ、幸福、愛情、高揚、期待を象徴するものであり、あなたは今、それらの中に居るか、あるいは、それらを望む心理が反映されていると考えていいでしょう。決して攻撃的なところはなく、赤を選択した人にくらべれば、良い意味では穏やかなタイプです。が、悪い意味で言えば、積極性に欠けたり、人に頼るような面も持っているタイプと言えます。
日本では、太陽の色は赤で描かれることが多いようですが、世界の国旗を見るとわかるように、太陽は、オレンジから黄色に描かれることが多いのです。太陽を見たときに、どのように感じますか?
色の力とは、その色の物が持っている力なのです。つまり、太陽とは希望であり、成長、未来を約束してくれるものなのです。それは、闇からの救いであり、自分の視座を確固と与えてくれるものです。オレンジを選んだあなたは、今、その視座を求めている途上にあると言えます。

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